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DNSの運用変更とユーザーへの影響~DNSの解説編~

2017
27
こんばんは、EPです。

今日は「DNSの運用変更とユーザーへの影響」というテーマで話を進めていこうと思います。

まず、DNSとは何か。Domain Name Systemの頭文字を取ってDNSと言い、IPアドレスとドメイン、すなわち名前を関連付けるシステムのことです。今回はまず、DNS仕組みについてお話をしていこうと思います。そんなこと知ってる、EPうるせえとっとと本題に入れという人は、次回の「DNSの運用変更とユーザーへの影響~暗号鍵の更改編~」をお読みくださいませ。

ネットワークを扱っている立場でもないと、DNSというのはあまり意識しない存在だったりします。ということで、DNSが一体何をしているのかというところから説明を始めてみたいと思います。

DNSの仕組みは詳しく説明すると複雑になってくるので、今回は理解に必要な部分のみを抜き出して、かなり大雑把な説明に留めます。

一例として、Googleのページ、http://www.google.co.jp/にアクセスすることを考えます。

Googleのページにアクセスするためには、まずGoogleのサーバーと接続する必要があります。インターネットの世界においてサーバーを特定する情報はnnn.nnn.nnn.nnnという合計12個の数字からなる「IPアドレス」という数字の羅列です。この数字がわからなければ、Googleのサーバーに接続することはできません。現在分かっているのは「http://www.google.co.jp」というアルファベットで記述されたURLだけです。

本筋に入る前に、URLの意味を少し解説しておきます。
URLの一番最初の「http:」という部分は「HTTP」という決まりごとに従った通信を意味します。
続いて「//www.google.co.jp」という部分ですが「//」は接続先のコンピューターを意味するお飾りですから詳細は割愛するとして、「google.co.jp」という名前のネットワークに位置するwwwという名前のサーバーを意味しています。
つまり全体の意味合いとしては、「HTTP接続でgoogle.co.jpというネットワークのwwwという名前のコンピューターに繋げる」というオーダーを表現しています。

ところが、「www.google.co.jp」というアルファベットの情報では接続するサーバーを特定できないのです。必要なのはあくまでもIPアドレスで、これがなければ接続できません。

さて、ここでようやくDNSが登場します。DNSの役割は、googleさんちのwwwさんと、その住所を対応させることです。

要するにコンピューターからの問い合わせをうけて、アルファベットのサーバーの名前と実際に使うIPアドレスを返すのがDNSの役割です。

名称未設定 1 

ブラウザーにwww.google.co.jpと打ち込むと、まずコンピューターはDNSに問い合わせます。一般的にはルーターにDNS機能が統合されていますので、ルーターに問い合わせるということになります。ルーターはwww.google.co.jpを知らないので、より上位のDNSに問い合わせます。以後、知っているDNSまでこれを繰り返します。伝言ゲームを繰り返すことで最終的に欲しいサーバーのIPアドレスが分かり、コンピューターは晴れてIPアドレスを得ます。これにより、ようやくコンピューターはwww.google.co.jpと通信ができるようになるのです。

実際にwww.google.co.jpのIPアドレスを問い合わせてみると、以下のような結果になりました。

ip2.png
 
ブラウザのURL欄には、実は上のwwwから始まるURLを打っても、下のIPアドレスを打ってもどちらにせよ同じページにつながります。

「何でこんな面倒なことをしているの?最初からIPアドレスでやればいいじゃん」という声が聞こえてきそうですが、そうですその通りです。

でも我々人類はアホなので、ただの数字の羅列は覚えにくくて仕方ありません。そのため、わかりやすい名前も併用しているわけで、それを補助するためにDNSが必要です。

DNSは名前とIPアドレスを対照させる住所録みたいなものだと理解していただければ、ひとまずはOKです。

 DNS 更改 仕組み ネットワーク

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